おいしさの理由

現代の味覚と伝統の香り…ふっくらソフトの特徴

のりを焼く、胡麻を煎る、このふたつが申し分なくできれば日本料理は一人前といわれる程、胡麻を煎るのは細かい神経が必要です。従来、胡麻の焙煎方法は、直火焙煎方式、または熱風による間接焙煎方式が大半であった。

遠赤焙煎の特徴

  • 胡麻の表皮(外種皮)から芯(子葉の中心部)まで、ともに均一に加熱、焙煎されるため、こげめが少なくふっくらときれいに煎り上がる。
  • 熟成アク抜き効果により甘味が増す。
  • 穏やかな加熱、焙煎により細胞繊維の分解、表面の硬化がなく口当たりが良い、比重も軽くボリュームアップ。
  • 胡麻の芯まで熱が充分浸透するため、殺菌効果が大きい。






直火焙煎。間接(熱風)焙煎の欠点

表皮から順次芯に向かって加熱されるので、芯まで完全に煎ると、胡麻がハチケ、表皮が破れやすくなり、こげ臭も発生、着色しやすい。
表皮のヒビや破れを無くそうと弱火で煎ると、芯までは完全に焙煎されず、渋味や青くさみが出ることがある。
熱風による間接焙煎法は、表皮のハチケや破れは少なくなるが、胡麻の比重が重く、ボリュームが出ないし、胡麻本来の風味が除去されやすい、などの欠点がある。

遠赤外線って何だろう?

光・電磁波の一種である赤外線の中で、特に5.6μm〜1000μmの波長領域にあるものを、遠赤外線と呼びます。水とか食品などは、吸収波長領域が2μm〜20μmの間にあるものが多いため遠赤外線は、これらに熱を良く伝え、浸透させるという性質をもっています。

遠赤外線における加熱原理

物質を構成する分子は、すべて複雑な分子運動をしており、分子運動の激しいものは、温度が高くなっています。この運動の振動周波数に一致した電磁波が物質に照射されると、物質はこの電磁波を共鳴吸収して、より激しい振動を起こし、温度が上昇します。

遠赤外線放射特性

遠赤外線は直接物質に作用して熱運動を励起させ、温度を上昇させる作用が強いため、加熱、乾燥焙煎用熱源として、優れた効果を発揮します。

遠赤焙煎による品質向上

胡麻など被加熱物の内外部ともに、均一に加熱、乾燥焙煎されるため、ムラのないきれいな製品ができます。

電磁波とは

われわれが住んでいるこの地球には、周波数の異なる多数の電磁波が存在している。
太陽から降り注がれている電磁波、電力線から発生する電磁波などさまざまである。








電磁波における光波の位置づけ


電磁波には

・電力会社などが利用している電力周波
・通信に利用されている電波
・通常、光と呼ばれる極遠紫外から極遠赤外までの光波
・X線およびγ線の放射線
などの総称である。